今回は、おなかの「赤ちゃんの成長」に伴って「母体にかかる負担」からの腰痛についてのお話です。
ここでわかり易くするために、大きく2つの段階に分けました。
| おなかの「赤ちゃんの成長」に伴って「母体にかかる負担」 |
1- 体重の変化
2- 姿勢(生体力学)の変化
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1- 体重の変化とは
前ページ「ホルモンによる影響」でお話したように、母体は体重が「妊娠〜出産」までに約11kg〜14kg増えると言われています。
また、妊婦の「体重の増加率」は妊娠末期が最も高く、羊水も約7ヶ月で約700mlと最も増えています。
このことからも「妊娠中の腰痛」は、妊娠中期〜後期にかけて非常に多くみられる大きな原因の1つとして考えられます。
そのために、産婦人科でも「腰痛の予防」として、「腹帯」は「約5ヶ月〜」指導されているようです。
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2- 姿勢(生体力学)の変化とは
妊娠によって体重が増えることにより、姿勢(生体力学)の変化が始まります。
そして次のことが母体に負担として加わります。
(例)お腹が大きくなり、重心が前方へ移動ことによって
- 腰椎が前の方へ反りすぎる
- 骨盤が前の方へ傾く
- 腰椎や骨盤の関節に負担が大きくなる
- 運動不足による筋力の低下
- 椎間板への負担の増加 ・・・など
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ここで改めて、「妊娠中の腰痛の原因」を大きく分けてみると
●体重の変化
●姿勢(生体力学)の変化
●ホルモンによる影響
の3つが、同時に腰痛の原因として考えられます。
この3つの原因を図で表わすと下記のようになります。

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上記にもう少し詳しく説明を加えると、以下のようになります。
筋肉は 「ゆるんだ靱帯」 の分も関節を支えようとしますが
⇒ 「運動不足」 や 「筋肉を傷めた」 ことによって、さらに 「筋力の低下」
⇒ これにより、関節や椎間板には直接に 「より大きな負担」 がかかる
これらの結果、「腰痛とは」でお話した1〜3の腰痛の原因となります。
<筋肉など>
「傷ついた筋肉」 などは、筋肉痛のような痛みが起こり、腰痛の原因となる
>腰痛症
<関節>
負担のかかった関節には、「微小な傷」 が繰り返し起こり、腰痛の原因となる。傷ついた関節は、関節が変形する
「変形性脊椎症」 になる可能性が非常に高い!
(そして、この腰痛は 「産後の慢性的な腰痛」 となる可能性が非常に高い!)
>変形性脊椎症
<椎間板>
負担のかかった椎間板は、「ヘルニア」となる可能性が非常に高く、腰痛の原因になる。
>ヘルニア
又、妊娠している時には 「恥骨結合」 や 「仙腸関節」 で骨の成長がみられ、わずかながらに延長することも原因の1つと考えられます。
また、妊娠中期から産褥期の骨密度の変化にも注意が必要です。
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再度、ここで「重要なこと」は、
●すでに腰痛を持っている人
●解剖学的な負担を持っている人には、
「妊娠中の腰痛」がさらに深刻になる可能性が高いということです。
そしてさらに、「妊娠〜出産」をきっかけとして、
「産後の腰痛」となる可能性が十分に考えられるのです!
(次回に説明)
これから「妊娠の予定がある方」や「妊娠中の腰痛の方」には、
「赤ちゃんへのケア」と同時に「母体へのケア」もすることをご提案させていただきます。
ほうじょうカイロプラクティック・整骨院
院長 北條 善之

| 北條 善之 プロフィール |
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ほうじょうカイロプラクティック・整骨院院長
都立小松川高校卒業
武蔵大学卒業
B.A(Bachelor of Art)
ロイヤルメルボルン工科大学日本校卒業
B.App.Sc (Bachelor of Applied Science)
B.C.Sc (Bachelor of Chiropractic Science) |
ほうじょうカイロプラクティック・整骨院
千葉県市川市市川 1-26-33
TEL:047-326-7373 |
女性の腰痛 〜 妊娠中の腰痛について(2) 姿勢的(生体力学的)による影響
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