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ストレートバックとヘルニア

日時: 2006/09/09 19:10
名前: ケイト

37歳女性、座りっぱなしの仕事に就いている者です。
1,2年前、首と肩に寝違えのような激痛が走るように
なり、レントゲンを撮ったところ「首・背骨のストレートバック」と診断されました。
テルネリン、アロフト、メチコバールを必要に応じて服用しながら騙し騙し来ましたが、その後腰痛も
発生するようになり、MRIを受けたところ「ヘルニア」と診断されました。症状としては椅子に座ってから立つと、腰が伸び切って動かなくなるような違和感があり、低気圧が近づいている時などは、特に腰が重くなったり症状がひどくなります。痺れはなく、階段がキツイという事も特にありません。
ついに先日、右腰〜臀部〜大腿部に時々「ギクッ」
と激痛が走るようになったので、整形外科を再度
訪れたところ、腰部固定帯(マックスベルトSe)を
勧められたのですが、どうもこれを着けていると、
かえって背中や肩・首が凝って痛くなり、体全体
のバランスが狂ってしまったように感じます。
ストレートバックの人にはこういったベルトが
合わないという事もあるのでしょうか。

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Re: ストレートバックとヘルニア ( No.1 )
日時: 2006/09/10 08:45
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

背骨には24個の骨があり自然の彎曲があります。
自然の彎曲が大きすぎたり小さすぎたりすると、各関節が正常な働きをしなくなり可動範囲が狭くなります。
可動範囲が狭くなると、各関節を取り巻く筋肉は緊張し、何気ないストレスにも耐えられなくなり、痛み等を覚えます。
コルセットや様々なベルト類で固定する事で、患部へのストレスをそれらが補ってくれます。
補うと言うより、他の部位へストレスを逃がすと言った方が良いかもしれませんね。
その為、腰部固定帯を装着すると背中や肩首が凝って痛みを覚えるのでしょう。
患部を固定するより、背骨を自然な彎曲のある状態にし、骨格全体のバランスを正常な状態にする事が重要かと思います。
尚、ストレートバック症候群の方は、循環器系の疾患を併発される場合が多いですので、一度そちらの検査も受けられる事もお薦めします。
レスありがとうございます ( No.2 )
日時: 2006/09/10 14:43
名前: ケイト

なぜベルトをしていると、他の部位が痛くなるのかよく分かりました。ありがとうございます。
現在は腰よりも、背中・肩・首が凝って、痛くて仕方ないので結局ベルトをはずして生活しています。


>患部を固定するより、背骨を自然な彎曲のある状態にし、骨格全体のバランスを正常な状態にする事が重要かと思います。

私の場合はストレートバックなので、生まれつき「自然な彎曲」がない骨格です。そういった人でも何らかの治療によって、元々の骨格を矯正し、正常な骨格を得ることは可能なのでしょうか?



>ストレートバック症候群の方は、循環器系の疾患を併発される場合が多いですので、一度そちらの検査も受けられる事もお薦めします。

現在私は胃潰瘍と自律神経失調症(動悸・頭痛・吐き気など)を患っており、検査の結果「ストレートバックが原因の一つでは」と診断されている状態です。循環器系は検査した事がなかったので、今度病院に相談に行ってみます。
Re: ストレートバックとヘルニア ( No.3 )
日時: 2006/09/10 16:53
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

自律神経失調症の方は、頚椎がストレートな方に多いです。
先天的なものであれば改善は難しいかもしれません。
しかし、先天性のものであれば、もっと以前より発症していてもおかしくはないです。
先天的であってもある程度の改善は望めるでしょう。
又、各関節の可動性を今より大きくし筋肉の緊張を和らげる事で症状の緩和はできるでしょう。
再度のレスありがとうございます ( No.4 )
日時: 2006/09/11 02:05
名前: ケイト

>先天性のものであれば、もっと以前より発症していてもおかしくはないです。

ご指摘のとおり、胃潰瘍も自律神経失調症も、発症は20年以上前(10代の頃)です。それ以来ずっと騙し騙しきている状態なので、正にストレートバックが原因(先天的なもの)なのではと自分では考えています。


>先天的であってもある程度の改善は望めるでしょう。
>又、各関節の可動性を今より大きくし筋肉の緊張を和らげる事で症状の緩和はできるでしょう。

ということは、やはりストレートバックは生まれつきの骨格の問題だから、それ自体は治る・治らないという事ではなく、あくまで症状の緩和を目指した方が良いという事ですよね?( ; ; )

教えていただいた「筋肉の緊張を和らげるような治療」は、カイロプラクティックでならしていただけるのでしょうか。
よく街中で見かけるようなマッサージ屋さん(?)はストレートバックについて知識がないところも多いようなので、怖くて行った事がないのですが…

しつこいようで申し訳ありません。
正常でない骨格に生まれついた事で、最近では様々な不調が現れてきたので、いま大変に不安です。

Re: ストレートバックとヘルニア ( No.5 )
日時: 2006/09/11 10:23
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

私に文章力が無く、上手く表現が出来ず申し訳ございません。

先天的なストレートバックを改善するのは難しいでしょう。
あくまでも難しいと言うだけで、治らないとは限りません。
ストレートバックであっても、各関節の動きが十分に取れていれば寝違いや腰痛はおこりません。
あくまで症状の緩和を目指した方がとの事ですが、ストレートバックの方はそれらになり易いと言うだけで、ストレートバック=寝違いや腰痛とは限りません。
ストレートバックであり、尚且つ各関節の動きが十分で無い場合に、それらの症状が生まれるのです。
又、ストレートバックであるが故、各関節の動きが十分に取り難いとは言えるでしょう。
特に、胃腸系の機能低下や自律神経失調症等は、ストレートバックに限らず、各関節の動きに問題のある方に多いです。
各関節の機能を正常に戻す事で、ストレートバックが改善されなくても様々な症状を改善する事が出来ます。
又、各関節の機能を正常に戻す事で、先天的と言われたストレートバックが改善される事も多々あります。
ちなみに、ストレートバック症候群の多くは、心臓や肺と言った循環器系の疾患で胃潰瘍等の胃腸系の疾患はあまり聞きません。
Re: ストレートバックとヘルニア ( No.6 )
日時: 2006/09/11 12:48
名前: ケイト

私の方こそ、何度も質問してしまって申し訳ありませんでした。親切に色々と教えてくださって本当にありがとうございます。

ストレートバックで、かつ各関節の動きが不十分であると腰痛などの症状が起こる、という事で理解しました。
つまりストレートバック=腰痛・寝違え様の症状、ではなく「各関節の動きが十分か否か」が重要なポイントであり、そこを解消していけば、ストレートバックだからといって無闇に腰痛等を恐れなくてもよい、という事なのですね(ただ、私の場合はもうヘルニアにかかってしまってはいるのですが)
私は生来大変に体が硬く、胃潰瘍や自律神経失調症との付き合いも長いので、おっしゃるとおり正に「各関節の動きに問題のある方」に該当しているのかなと思いました。

>ストレートバック症候群の多くは、心臓や肺と言った循環器系の疾患で胃潰瘍等の胃腸系の疾患はあまり聞きません。

これには色々な説があるのかもしれませんが、循環器系の疾患のほかに、胃腸障害を起こしやすいと何度か聞いた事があります。
私個人としては、ストレートバック→自律神経失調症→胃腸障害という経路で発症しやすいのかな、と身をもって感じている次第です。


Re: ストレートバックとヘルニア ( No.7 )
日時: 2006/09/11 16:02
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

>>ストレートバックだからといって無闇に腰痛等を恐れなくてもよい
ただ、腰痛になり易い骨格をしている事には変わりはありませんので、姿勢や行動には十分注意が必要となるでしょう。

>>私の場合はもうヘルニアにかかってしまってはいるのですが
日々の不良姿勢等により、腰椎に正常なバランスで重力がかからない場合になる事が多いです。
ストレートバックである以上、他の人よりなり易いでしょう。
正常なバランスで重力がかかる位置、若しくはその近くまで骨格を戻せば改善出来るでしょう。

>>私個人としては、ストレートバック→自律神経失調症→胃腸障害という経路で発症
自律神経は、各内臓機能をも司っていますし、胃腸系は精神的な部分から疾患に繋がる事が多いですのでありうるかもしれませんね。

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