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椎間板ヘルニア 手術後の悪化について

日時: 2006/04/20 23:06
名前: ゴル

はじめまして。入院している主人の代わりに相談させて下さい。

【主人の情報】
31歳、男性
腰椎が一本多く、第六腰椎まであり。

【これまでの経緯】
2004年9月 椎間板ヘルニアと診断
2004年12月 運動療法と飲み薬にて症状緩和。

2005年2月 ヘルニア再発。右足全体に激痛。
2005年4月 PLDD法にて手術。第5−第6及び第6−仙骨の2箇所
2005年5月 再度、第5−第6のみ、PLDD法にて手術。
痛みが減少。日常生活が問題ないほどまでに改善。
2005年10月 右臀部および足の裏に痛みが走る。特に座位にて痛みがひどい。
2006年2月まで、諸事情により治療が受けられず、上記状況のまま3ヶ月間を過ごす。
2006年2月下旬 内視鏡にて手術を受ける。
手術箇所:第5−第6 および 第6−仙骨の2箇所

【術後の経過】
手術前の痛み(右臀部および足裏)は全く消えないまま残存。3月に入り状況悪化。
横になった状態(仰向けでも、横向きでも):右臀部および足裏の痛みに加え、尾てい骨近辺に激痛。
ガスバーナーで焼かれているような痛み。睡眠薬なしでは一睡もする事ができない。現在、その痛みは左臀部にまで広がる。
座位:臀部と足裏に痛みが生じる
立位:痛みが緩和される
歩行:可能。痛みが緩和される

下記に続く

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Re: 椎間板ヘルニア 手術後の悪化について ( No.1 )
日時: 2006/04/21 12:15
名前: ゴル

書ききれなかったので、上記の続きです

現在、検査および治療目的で入院中。術後に試した検査等を記載します。

【服用している薬】メチコバール、リンラキサー、ロキソニン
【坐薬】効き目なし
【睡眠薬】効いて4時間、効かない日が多く、この1ヶ月間、ほとんど眠っていない状態
【3月下旬のMRI(腰椎)】所見なし
【MRI(頚椎)】5−6が若干狭いとの事だが、主だった所見なし
【ミエログラフィー】所見なし
【神経根ブロック】効き目なし
【仙骨ブロック(2回)】効き目なし
【椎間板ブロック】効き目なし
【椎間板麻酔】効き目なし
【ディスコグラフィー】所見なし

横になると痛みが生じる為、眠る事も出来ず、気が狂ってしまいそうな状況です。
医師によると、横になると激痛が走るという患者は過去にいないという事で、入院していても、原因の特定さえ出来ておらず、また、効果的な治療方針さえも見つかっておりません。

私の質問としては、
過去にこのような状況の患者様を扱ったことがありますか?(もしくはこのような状況に陥った方いらっしゃいますか?)
また、考えられる原因として思いつくことはありますか?という2点です。

現在、とても苦しい状況が続いています。
皆様、アドバイスをお願い致します。
Re: 椎間板ヘルニア 手術後の悪化について ( No.2 )
日時: 2006/04/21 12:45
名前: げんき本舗治療院・羽山  <genkihonpo@nifty.com>
参照: http://genkihonpo.com

同じような症状の方は何人か治療をしたことがありますが、全員改善しています。ここで回答なさっている先生方なら、ほとんどの方が治療経験があるのではないでしょうか。

ただ、なんべんも再発をし、なんべんも手術をしているということは、ヘルニアになる要因を残したままであるということになります。その要因を見つけて取り除くようにしなければ、またいずれ再発します。
加えて、手術をなんべんも行った人は、回数が増えるに従って手技療法での治療は難しくなります。
Re: 椎間板ヘルニア 手術後の悪化について ( No.3 )
日時: 2006/04/21 14:04
名前: 冨岡カイロプラクティックオフィス  <tcokobe@yahoo.co.jp>
参照: http://tco-kobe.net/

>>横になると激痛が走るという患者は過去にいないという事
過去に何人か拝見させて頂いた経験はあります。

>>原因の特定さえ出来ておらず
少し視点を変えれば新たな原因が浮かんできます。
医師による原因特定は、レントゲン等の画像よるヘルニアの有無だけです。
手術をし、ヘルニアが切除されればOKと考えます。
しかし、なぜヘルニアになるのかまでは考えません。
羽山先生もお書きですが、ヘルニアになる原因が残っていればいつでも再発する可能性も残るのです。

>>また、効果的な治療方針さえも見つかっておりません。
おそらく現在の日本の医療では今以上の手はないのかもしれません。
カイロプラクティックや整体、鍼灸やオステオパシー等の手技療法を試させれるのも手かと思いますよ。
Re: 椎間板ヘルニア 手術後の悪化について ( No.4 )
日時: 2006/04/21 16:51
名前: 愉和 清水  <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
参照: http://www.yuwa-seitai.net/

普通、臀部や脚にしびれや痛みがありますと、ヘルニアによる座骨神経痛というふうに言われます。

ところが、私が診ますと、逆のことが多いのです。

常に地面と接し、重心の影響を受けている足首から歪み、それがヒザ、股関節へと波及し、股関節の歪みから骨盤のこわばりが生じ、そしてその影響が腰椎にも及び、そこではじめてヘルニアが生じるという経緯が多いわけです。

つまり、結果であるヘルニアを切っても、原因となる脚の部分の問題は解決されていないということです。

「横になると辛い」というケース、これは経験上ですが、足首に問題があり、寝ることで足首が不安定になることによって、足腰に症状が出る可能性が高いと思います。

どのような腰の問題でも、足から来ていることが多いです。
実際、どこへ行ってもよくならなかったという方を診ますと、足(首)のことは見過ごされていたようです。
同時に膝、股関節も診るべきです。
足の痛みが、それらの関節の不整合による筋肉の拘縮によるものであることも考えられます。

これはやはり、病院では難しいです。
両先生のおっしゃるように、手技療法の範疇になると思えますが、確実にからだを読み、原因にアプローチできる先生は少ないでしょう。
慎重にも慎重を期して探されることをオススメします。

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