 Re: 先天性 脊椎分離症 ( No.1 ) |
- 日時： 2006/03/06 13:50
- 名前： 壮快カイロプラクティック・松本 斉 <sokai-chiropractic@herb.ocn.ne.jp>
- 参照： http://www13.ocn.ne.jp/~sokai/
- YOSHIさん、こんにちは。
一般的に脊椎分離症では痛みを発しないことも多いですから、現在の痛みはそれ以外の原因の可能性も相当高いのではないかと思います。
ですから今手術をする必要があるのか、よく考えて決める事をお勧めします。
ご相談を読むと、『いずれ（多分30年後）必要になるかもしれないから、今のうちに手術しておいたら…』というような感じも無きにしも非ずで、本当に手術が必要かどうかは曖昧な気がします。
痛いとつらいですからお気持ちは理解できるのですが、やはり手術は慎重に選択されるのが望ましいと思います。
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| Re: 先天性 脊椎分離症 ( No.2 ) |
- 日時： 2006/03/07 01:53
- 名前： YOSHI
- 壮快カイロプラクティック・松本 斉様．
返信ありがとうございます．
>>>現在の痛みはそれ以外の原因の可能性も相当高いのでは?
確かに，ぎっくり腰が癖になっているので，別な要因があることは間違いないとは思うのですが･･･．
「ぎっくり腰の痛み」とは今回違いますし，分離症の位置と痛みの位置が一緒なので，「脊椎分離症による痛み」と考えていました．
また，担当医もそのように言っていたので，そのような判断をしました．
「脊椎分離症による痛みでない」場合，どのような要因が考えられるのでしょうか？
もう一度，診察して貰った方が良いのでしょうか？
>>>『いずれ（多分30年後）必要になるかもしれないから、今のうちに手術しておいたら…』というような感じも無きにしも非ず
はい，そのような考えです．
手術は，最終手段と考えるのですね．
では，運動をし続ける限り「分離症の痛み」は出続けるのでしょうか？
カイロプラクティックや整体などで痛みはなくなるのでしょうか？
手術によりのみ痛みがなくなると思い，手術を考えていました．
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| Re: 先天性 脊椎分離症 ( No.3 ) |
- 日時： 2006/03/07 14:16
- 名前： 壮快カイロプラクティック・松本 斉 <sokai-chiropractic@herb.ocn.ne.jp>
- 参照： http://www13.ocn.ne.jp/~sokai/
- カイロプラクティックや整体などで痛みが無くなるかどうかは、正直やってみないと断言は出来ません。
手技療法とはまず仮説を立て、その仮説に沿った施術をしてみて結果を検証するものだと考えています。ですから仮説が間違っていたら、良い結果を得られない事もあります。
しかし、治療実績がある程度高いと、往々にして画像診断に基づく治療よりも、良い結果が出ることもあり、腰痛などはその代表的なものと言えるかもしれません。
私見ながらこの仮説は、理論的であるべきで『こういう状況だからこうなる』という事が、患者さんの側でも理解できる事が大変重要だと思います。
YOSHIさんの場合は、病院では画像診断の結果として他の問題（痛みの原因となりそうな事）が見つからなかった、と言う事ではないかな？といった印象もあります。
ご相談を読んだ印象では、脊椎分離症による痛みでない場合、最も可能性が高そうなのは椎間板の内部での変性が考えられます。
内部ですから画像には写りませんので、病院では異常なしと診断される事が大変多いケースです。
実は当院でも、腰痛患者さんの相当な割合がこれに該当すると考えています。
すべり症になっているとかなり慎重に施術をする必要がありますが、分離症だけでしたら普通に施術できますので、お近くに治療実績の高い治療院があれば、相談してみてはいかがでしょうか?
仮に分離症の痛みだとしても、先天性であるなら生まれてから常に腰痛なのか、ある時から腰痛になったのだとしたら、分離症なのになぜそれまで痛まなかったのか、など疑問もありますね。
結果として手術を選択される際にも、『こういう原因で痛みが出ているから、こういう手術で治るはずだ』という事を納得して受けた方が望ましいのではないかと思いますがいかがでしょうか。
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| Re: 先天性 脊椎分離症 ( No.4 ) |
- 日時： 2006/03/08 03:27
- 名前： YOSHI
- 壮快カイロプラクティック・松本 斉様．
丁寧な説明ありがとうございます．
だいぶ，私の腰の現状を把握できてきました．
>>>治療法は「仮説を立て、その仮説に沿った施術をしてみて結果を検証するもの」
納得です．
体への負担を考えると，やはり手術は最終手段なのですね．
>>>先天性であるなら生まれてから常に腰痛なのか、ある時から腰痛になったのだとしたら、分離症なのになぜそれまで痛まなかったのか？
と言うことは，先天性の場合，生まれてすぐ痛みがでるということですか？
私の場合，中学３年で部活を引退した後，受験のため運動はほとんどしていませんでした．
なので，筋力が衰えている受験終了時期に，部活をやっている時なみの激しい運動をしたため，痛みが出たと考えています．
ただ，
>>>病院では画像診断の結果として他の問題（痛みの原因となりそうな事）が見つからなかった．
こういう考え方があることを知ると，「分離症の痛み」のみに限定するのは少々強引であることを理解しました．
過去のスレッドを見る限り，「治療実績の高い治療院」では早い段階で効果がみられそうなので，カイロプラクティックや整体などを試してみようと思います．
私は現在，栃木県に住んでいるのですが，近くに「治療実績の高い治療院」がありましたら，ご紹介よろしくお願い致します．
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| Re: 先天性 脊椎分離症 ( No.5 ) |
- 日時： 2006/03/08 15:19
- 名前： 壮快カイロプラクティック・松本 斉 <sokai-chiropractic@herb.ocn.ne.jp>
- 参照： http://www13.ocn.ne.jp/~sokai/
- ＞先天性の場合，生まれてすぐ痛みがでるということですか？
逆です。分離症では痛みを感じない事が案外多いんです。
これは推理ですが、先天性だったら生まれつき「脊椎分離症」なわけですから、原因が「脊椎分離症による痛み」であるならば、「脊椎分離症による痛み」が幼児期にでも有るはずですね。
なのに幼児期から痛んでないのはどうして？という疑問が出てくるので、分離症が原因ではないのではないか？ということです。
分離症では痛みを発していない事を前提に仮説を立てると、当然他の原因があることになり、だから分離症でもある時期まで痛まなかった、という事が考えられるわけです。
残念ながら栃木県には知り合いの治療家はいませんので、他の先生の書き込みをお待ち下さい。
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