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正面から見て体がくの字に・・・

日時: 2005/07/21 15:56
名前: ゆき

初めまして。27歳、女性、事務職です。
先週、少し腰に違和感がある時にテニスをして、お尻の筋肉が硬直し、その後体が正面から見て「くの字」に歪んでしまいました。(左の腰が出っ張る状態)
就寝前に温湿布を貼り、翌朝目覚めると、一時的にはまっすぐに戻っていましたが、すぐにまた傾いてしまい、まっすぐに立つ事が出来ない状態に…。
それでも何とか仕事には行ったのですが、職場でぎっくり腰のような激痛に襲われ、ついに動けなくなってしまいました。
鍼治療を数回受け、徐々に腰の痛みは減ったのですが、背中からお尻にかけて全体の筋肉が硬直して思うように動かないような感覚がします。
相変わらず体は「くの字」に曲がったままで、歩くのもかなりつらい状態です。
最初の激痛から一週間が経っていますが、これがどのような症状であるのか、教えて頂けないでしょうか?よろしくお願いします。
ちなみに、発症までの経緯は違うのですが、この症状はこれで3度目で、3年前と3ヶ月前にありました。
いずれも、鍼治療と安静で徐々に良くなりましたが、今後何度も繰り返すのかと思うと考え込んでしまいます。
激痛が伴い、周囲の方々にもかなり迷惑をかけてしまう為、予防法等がありましたら併せてお願いします!!

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Re: 正面から見て体がくの字に・・・ ( No.1 )
日時: 2005/07/21 15:00
名前: げんき本舗治療院・羽山  <genkihonpo@nifty.com>
参照: http://genkihonpo.com

筋肉が強く緊張したり、強い痛みを起こしたりすると、体がその部分をかばおうとします。たとえば、左の腰に障害が出ると、そこをかばおうとして左全体をのばそうとします。その結果、左肩が上に上がり、患部はのびた状態になります。ゆきさんの現在の状態は、まさにそれではないでしょうか。
痛みが改善しても、筋の緊張がまだ改善しきっていないときは、曲がった状態が続きます。
鍼の先生とよく相談をして、しっかり治してください。
Re: 正面から見て体がくの字に・・・ ( No.2 )
日時: 2005/07/21 15:25
名前: マキノカイロプラクティック  <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
参照: http://www.annaiban.net/202/makino/

こんにちは
文章だけで、実際に見せていただいていないので
あくまでも想像の域なのですが

二通りのことが考えられるように思います

まず、骨盤内の関節で、仙腸関節というものがあります
骨盤は三つの骨でできていて、真ん中の仙骨と、左右の寛骨です
この、仙骨と寛骨の間にある関節が、仙腸関節なのですが(左右2つ)

この関節は、体重がかかる丈夫な関節で、歩くときや上半身のバランスの維持のために
少しだけ動く関節で。

この関節が、疲労や、大きな衝撃、もしくは疲労時などにわずかなきっかけでも
まれに、緩んでしまうときがあります

症状的には、強いぎっくり腰のような痛みなので、混合されがちですが、
筋肉を痛めたぎっくり腰とは違い、いつまでも症状が取れなかったり
立ったときに傾く、傾いた姿勢を守るために、筋肉の強い緊張が起こります。

特に、背中の中部からお尻にかけての筋肉(腰方形筋・後背筋など)が、顕著に現れます

もうひとつの可能性は

背中の骨、特に背骨と腰骨の境目辺り(胸椎12番、腰椎1番あたり)の骨に、
傾き・ねじれなどが起きて、しまっている場合です。

体を真っ直ぐにすることができず、背中の筋肉が必死に、バランスをとっているので、体が傾く (くの字になる)

この、背骨の傾き・ねじれにより

その背骨の位置に関係する、場所(神経の通る道・関連の筋肉など)に、痛みが出ますし
やはり、異常に筋肉が張り、体が傾きます。

どちらも考えられるのですが
この想像が当たっているのなら

背骨の傾き・ねじれを治してあげるか、仙腸関節の緩みを治してあげることが必要です
すると、まだ初期という事もあるので、以外に早く回復するように思えます

もちろん、この二つの原因が、どちらも起きている可能性もあり、双方の治療が必要でしょう。

どちらにしろ、この原因が治らなければ
筋肉の緊張を取り去っても、一時的には回復したように見えますが
すぐに、元に戻るし、なかなか治りが遅いように思います

しばらく安静にして見るのも大切ではないでしょうか?

体を支えようとしている筋肉を、無理に緩めて動けるようになっても、
悪い箇所を悪化させる可能性もあるので、しばらく炎症が引くのを待つか

もしくは、

先ほど述べたような、問題のありそうな場所を、手技などで、きちんと治してくれるところが
ゆきさんの、お近くにあれば、早めに受診することで
今の苦しみを我慢しなくても、結果は速く出ると思うのですが

実際に診断していませんので、あくまでも想像です

Re: 正面から見て体がくの字に・・・ ( No.3 )
日時: 2005/07/21 15:31
名前: ゆき

羽山先生、マキノ先生、早速のご返答ありがとうございます。
色々な症状が考えられるようですね。
実は、記入し忘れてしまいましたが、この症状は3回目です。
3年前ほどに初めてこの症状が起こり、2回目は3ヶ月前です。
それぞれ腰を痛めるまでの経緯は違いましたが、症状は全く同じです。
とは言うものの、前回、前々回とも、鍼治療と安静でもう少し早く良くなってきた気がします。
このような激痛は、今後何度も起きてしまうのでしょうか?
仕事上、机に向かう事と、コンピュ−タ−に向かう事が多く、注意はしているのですが背中も丸まりがちです。
周囲の人々にもかなり迷惑をかけてしまう為、予防法があればお願いします。
Re: 正面から見て体がくの字に・・・ ( No.4 )
日時: 2005/07/21 17:38
名前: げんき本舗治療院・羽山  <genkihonpo@nifty.com>
参照: http://genkihonpo.com

まず、座るときの姿勢に注意してください。いすに座るときはできるだけ深く腰をかけ、少し尾骨をつきだし気味にします。すると、腰は、前の方にカーブします。この姿勢を維持できなければ、常に腰に負担をかけ、腰痛の再発の原因になります。腰が後ろに丸くなるような姿勢は極力、というより絶対に避けるようにしてください。上手に腰をかけると、デスクワーク用のいすなら、背もたれには背中が触れないか、触れてもごくわずかのはずです。
もちろん、床や畳に座るときも、腰が丸くなるような姿勢、たとえば、足を前に投げ出して座るとか、膝を抱えて座る、あぐらをかくなどは避けるべきです。
その他、座ったときに足を組むこと、あるいは横座りは、骨盤にねじりを生じさせ、やはり腰痛の原因となります(ねじれているから足を組みたくなるのですが)。舌体におやめください。
Re: 正面から見て体がくの字に・・・ ( No.5 )
日時: 2005/07/21 20:14
名前: マキノカイロプラクティック  <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
参照: http://www.annaiban.net/202/makino/

予防法ですか…
はっきりといえることは
いまは、腰痛を起こす体の状態が起きているということです

痛みが消えた時、治ったと勘違いしているだけで、実は、普段は何とか耐えていられるが、何かのきっかけで、体が我慢できなくなり、痛みが再発するのです

何度もぎっくり腰を起こす状態は、きちんと治すのが一番の近道です

書かれているように、本人が姿勢を注意しても、よほど意識をしていないと崩れてしまうはず

毎日、腰痛の患者さんを見ている立場からですが

やはり、ご自分の体、ましてや、周りの人に迷惑をかけてしまっていると、悩んでいらっしゃるのですから
いま、まだ取り返しのつくうちに、治してしまった方がいいのではないでしょうか

自分で何とかしようとしても、ならなくなってしまっている状態が、繰り返すぎっくり腰の原因です

筋肉の疲労だけ取れば、仕事の姿勢を正せば…といったことだけでは
少しは楽になると思いますが、遠回りになってしまうように感じます

年に数回、ぎっくり腰を繰り返すような人でも、きちんと治療を行なえば
ぎっくり腰が起きなくなる人はたくさんいらっしゃいます。

ただ、その正確な技術を持つ、手技療法に出会えるかも、大切な要素となりますが…

きびしい書き方をしましたが、これはカイロプラクターである、私個人の見解です
他の治療法、他の診断方法が、たくさんあります

また、そういった治療院探しなどは、このサイトの先生方で
詳しい方もいらっしゃいますので、興味があれば、質問されてはいかがでしょうか?




Re: 正面から見て体がくの字に・・・ ( No.6 )
日時: 2005/07/21 20:12
名前: 愉和 清水  <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
参照: http://www.yuwa-seitai.net/

ハリ治療のすべてではないと思うのですが、これまで当室に来られた方で、

「これまで症状が出たときは、その都度ハリで緩和した、しかし何度か繰り返し、ついにそこでも手に負えなくなってここへ来た」
という方が何名かおられます。

もちろんハリもきちんと体を読んで全身のバランスを考えたものであれば問題ないのですが、そうではなく、硬直した部分だけを緩める先生も中にはおられるのだナ、ということをそのとき実感しました。

症状だけを追いますと、そのときはよくても、結果的にアンバランスを助長することもあるのです。

そうすると、やっかいなことになることもあります。

もちろんその鍼の先生がそうかどうかは、わかりません。

ただ、どの療法に限らず、玉石混淆であるのは確かなようです。

ただただ症状を追うのではなく、大本から改善できる先生に巡り会えることをお祈りします。
Re: 正面から見て体がくの字に・・・ ( No.7 )
日時: 2005/07/22 12:31
名前: ゆき

各先生方、色々教えて頂いてありがとうございます。
出来る事から始めていこうと思います。
正しい姿勢は周りから見ても気持ちの良い物ですし、腰痛予防にもなるのなら、今まで以上に気をつけます。
今もかなり良い姿勢でコンピュ−タ−に向かってますよ☆
鍼の先生は、腰痛以外でもお世話になっており、信頼はしていますが、他の方法も探してみようと思います。
本日、自宅の近くにあるカイロに予約を入れました。仕事後に行ってきます!
Re: 正面から見て体がくの字に・・・ ( No.8 )
日時: 2005/07/22 15:13
名前: マキノカイロプラクティック  <makino-c.p.o@crux.ocn.ne.jp>
参照: http://www.annaiban.net/202/makino/

そうですか、ひとつ踏み出そうという気持ちは大切です、がんばってください

ただ、ひとつ

注意点があります、カイロプラクティックの看板を上げているところでも
本当にカイロプラクティックの技術を使っているところは、とても少なくて

カイロもどきや、まして、まったくカイロとかけ離れたものまであるのです(まぎらわしくて申し訳ないです)

さらに、手技ですので、
先ほどの鍼もそうですが、その先生個人の技術差というのが顕著に出ます
今回予約をされたところで、数回通われても、変化を感じなかった場合は、また相談に来てください

近くに、良いところがあれば、最高なのですが

そうでない場合は、少し遠くても、しっかりとした技術のあるところで
少ない回数でも、治してもらった方がいいですよ

あきらめずに、がんばってみてください

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