腰痛ナビ 椎間板ヘルニアの勘所

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痛みの原因が分からない方へ

日時: 2005/09/12 15:25
名前: タケシ

私は腰椎、頚椎のヘルニア(これに関してはMRIで確定済み)で通院治療をしていたのですが、腰から首、あげくの果てには背中や肩・後頭部へ痛みが広がっていきました。その広がっていく痛みの原因が分からないために数箇所の整形外科にいきました。
痛みがあり医師に訴え続けたのですが、医者からはレントゲンやMRIを撮っても何もないのだから変な事を言うんじゃない!などと言う医師もいました。
自分の主張が認められず苦しい毎日が続き気分が落ち込みがちになり、たまにめまいや立ち眩みなどをすることがあり精神科・神経内科に行きました。鬱の診断を受け効鬱剤をもらい飲んでいる間には気分の向上はみられます治ってもしばらくするとまた通院するという毎日でした。

しかし、あるTV番組で尻餅などの場合に脊髄を痛めた時などにまれに髄液が漏れ出し頭痛などがおこる髄液減少症というのがあると知りました。
ネットで近くの病院やこの症状の人の体験談などを読み自分にあてはまる箇所を書き出して持っていきました。
そこで、書き出した紙と、腰から後頭部への激痛があるのを話したところ私が思っていた症状ではなく、身体中に痛みが広がる線維筋痛症だとの診断を受けました。最近一部の医師に認知されてきた症状で治療法も確立されていないようで今後、気長に治療を続ける毎日になります。この線維筋痛症は回りには自分の痛みが分かってもらえないために、鬱になる方も多いようです。
髄液減少症については今月末に入院検査をしないとわからないのですが、わたしも最初はいろんな科に通っても原因が分からない状態でした。
思い当たる方がおられれば、一度その症状について詳しい医師がいる病院をネットなどで探して行ってみられてはいかがでしょうか?
長文にで読みにくい箇所も多々あるとおもいますが、私のように苦しむ方が少しでも早く治療できるきっかけになればと思います。

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Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.1 )
日時: 2005/07/12 12:18
名前: タケシ

どなたか、同じような症状の方はおられるでしょうか?
これをみて、痛みの原因は分かりましたでしょうか?
役に立てれば幸いです。
Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.2 )
日時: 2005/07/23 22:13
名前: タケシ

今週、髄液減少症の入院検査をしてきました。
結果は髄液が少量であるが漏れているとのことでした。
今までの辛い症状の原因は分かったのですが、今後の事を考えると気が重いです。
交通事故からの症状なのですが、私と同じ症状の方がおられましたら書き込みよろしくお願いします。
Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.3 )
日時: 2005/07/24 15:02
名前: タケシ

線維筋痛症・髄液減少症についてご存知で無い方はネットなどで検索してそれを発症している方の自覚症状を知ってもらいたく思います。
 自覚症状としては鞭打ち症の場合とほとんど変わらないのではないのでしょうか?特に私のように髄液の漏れている量が少ない方は特に良い医師に当たらない限り今後も苦しむ人も出続けると思います。漏れの量が多い方は歩くことも出来ないようです。まだ私の場合は4年あまりで症状がわかりましたが、30年、40年と分からなかった方の苦労を思うといたたまれません。
鞭打ちの後遺症の慰謝料計算の項目などを読むと分かるのですが、長くても10年で完治するものとして、計算するようになっています。
ということは、鞭打ちは10年ぐらいで治る怪我ということになりますが、交通事故がもとで起こりうる髄液減少症・線維筋痛症は診断され適正な治療を受けない限り一生苦しむことになりかねません。ネットで医師の論文などを読んでみると最近認知されてきたが、それ以前の患者など苦しみ続けて自殺にいたったりしている事も少なくないのでは・・・ということも書いてありました。
 これを御覧になられた方、Yahooで髄液減少症と検索してみてください。すると一番最初に鞭打ちと髄液減少症のことを書いてある’むち打ち症患者支援協会’というのがあります。
 現在鞭打ちと診断されている方も痛みや苦しみは本人にしか分からないために現在の治療に疑問に思う事もあると思います。
 両症状とも医師の間でも認知度が低く、痛みを訴えてもなかなか本気にしてもらえない為に詐病と言われることも少なくなく苦しんでいる方も多いようです。
 現在髄液減少症は治療法は完璧ではないですが、あるようですが、線維筋痛症は薬も人によって効いたり効かなかったりがあり手探り状態のようです。

Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.4 )
日時: 2005/07/28 10:59
名前: タケシ

やはり、医師はプライドが高いのでしょうか?プライドにもいろいろあると思いますが、やはり患者から痛みの原因がヘルニア以外のもあることを言うと機嫌を悪くされる方が多いですね。まぁ整形外科では専門外なのだからしょうがないとあきらめるしかないのでしょうか?
少しは関係性のある症状についても勉強して欲しいですね。
Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.5 )
日時: 2005/09/17 17:48
名前: じん

痛みの原因は色々です。1991年には日本心身医学会が慢性腰痛は心身症としています。
Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.6 )
日時: 2005/07/29 15:10
名前: 愉和 清水  <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
参照: http://www.yuwa-seitai.net/

痛みについての問題ですが、私の臨床経験からの考えを述べてみます。

まず「痛み」ですが、これは表出した症状ですね。
つまり、心身のある状態の、結果です。

また症状とは、必要があって起こっています。
したがって、原因がなくならない限り、患部をどうこうしても、症状は残ります。

「痛み」は基本的にからだからの「警告」と考えます。
からだの使い方にムリがあるとき、
こころの状態が、なにものかにとらわれているとき、
また外的な要因で(打撲や捻挫)、傷んでるとき、
危険を知らせるメッセージというわけです。

医学では痛みの原因を、構造的視点から視ます。
つまり、画像で見える異常がなければ、「異常なし」とせざるを得ない。
ここに構造的な視点からのアプローチの限界があるわけです。
もちろん、構造的な異常による痛みの原因は、存在します。
ただし、それだけにとらわれてしまいますと、的はずれな治療に終始することも多いようです。

じんさんのおっしゃる痛みの原因というのは、こころの偏った状態(怒りや恨みなど)から気をそらすために体が、敢えて筋肉を緊張させて、痛みを起こしているという理論です。

そして、確かにこのような原因も存在します。
これは体の構造的視点からアプローチすること自体、的はずれになってしまいます。
私が最初、そのような方を診たとき、からだはスッと快復しているのに、後から痛みが出てきて、正直、戸惑ったことがありました。

ところが、その後はこのような状態の典型的な方は見ません。
ただし、心が引き起こしている問題(虐待など)が多いということは、痛感しています。
ときには心の凝結、感情を解放することも必要になります。

もちろん、すべての症状を心の問題としてアプローチしても、おのずと限界があります。
ホントは体と心、峻別することが可笑しいのです。

続きます。。。
Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.7 )
日時: 2005/07/29 15:14
名前: 愉和 清水  <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
参照: http://www.yuwa-seitai.net/

そこで、バランスということが大切になってくるわけです。
からだ(筋骨格、内臓、体液など)のバランス、
心身(想念とからだの使い方)のバランス、
打撲などの圧迫された部分と、それに対応して弛緩した部分のバランス、
などです。

基本的にそのようなバランスをとっていきますと、どこの痛み、どのような痛みであっても、ほとんどが早期に快復します。
その際、重要なのはバランスであるため、患部にはさわらないこともしばしばです。

タケシさんの、線維筋痛症という症状名、また髄液の漏れ、これが正当なものであるのか、またはある側面でしかないのか、これは現段階ではわかりません。

私も昔、病院で髄液が漏れるようなことをされたことがありますが、「痛い」という表現では到底納まりません。

事故時の衝撃が凝結として体に起こり、それでバランスを崩している、というふうには考えられるのですが、どのようにアンバランスとなっているのか。

私の臨床的に言いますと、痛みに関しましては、あらゆる疾患、病名で来られます。
皮膚の難病、医師には治らないと言われた外反母趾、痛みの引かない捻挫から、もちろんヘルニアや腰痛まで。

しかしバランスをとりますと、痛みもそうですが、皮膚も変化し、冷えや生理痛も解消してしまいました。

線維筋痛症というものも、あるアンバランスの様態であるのは間違いないと思いますが、それが運動系にどのように表れているか。

すいません、もう少し続きます。。。
Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.8 )
日時: 2005/07/29 15:16
名前: 愉和 清水  <ryu-s@mbd.ocn.ne.jp>
参照: http://www.yuwa-seitai.net/

文章を拝読する限り、もしもどのような動きにかかわらず、痛みが断続的に続くという状態であるならば、あるいは髄液等の問題もあるかもしれません(起立時、横臥時の違いは別として)。
この場合は、血液などのパッチをすることが必要でしょう。

正直、タケシさんの状況は、把握しきれない部分があります。
ただ、私としてはタケシさんの投稿、大変参考になりました。
もしもなにかご質問等ありましたら、いつでもお便り(メール)くださいませ。

Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.9 )
日時: 2005/07/29 17:00
名前: タケシ

先日、整形外科にてヘルニアだけでは説明のつかない痛みの原因が分かった事を話しにいきました。
最初、ヘルニアだと他の患者さんはどの辺が痛いのかを聞いてみました。ぽかんとされていたのでその意図を説明しました。
線維筋痛症と髄液減少症との診断を受けたこと。そして現在色んな箇所に出ている痛みがどの症状から来るのかを
区別したいと思ったことを言いました。
 その医師が言うには、ヘルニアだからこの場所が痛いというものではないし人によって痛む場所も違うと言う説明でした。説明を聞きそれもそうだと納得しました。
 ただリハビリをうけても痛みが広がっていく原因が分かって嬉しくて報告しにきたことを言い帰ってきました。

自分の感覚としては、ヘルニアとか画像診断の出ている箇所に関しては痛み止めが効いたり効かなかったりなので
薬によって痛みの変わる箇所以外は線維筋痛症と髄液減少症から来る痛みなのかな?と思っています。

確かに皆さんの言われているように、精神的・神経的な原因から来る痛みもあると思います。
 
いろいろな意見ありがとうございました。
今後も他に御覧になった方のためにも意見をよろしくお願いします。
Re: 痛みの原因が分からない方へ ( No.10 )
日時: 2005/07/29 21:32
名前: じん

ヘルニアに関しては痛みの原因ではありません。
これは痛みの無い健常者からもヘルニアが見つかっているからです。腰痛を経験した事のない健常者からヘルニアが見つかった以上ヘルニアが痛みを生みだすという事科学的に証明する事は無理です。

> その医師が言うには、ヘルニアだからこの場所が痛いというものではないし人によって痛む場所も違うと言う説明でした。

だから、医師はこのような説明しか出来ないのです。患者を画像検査にかけ構造異常が見つかればその異常を原因と決め付けているだけに過ぎません。

一度この事をじっくり考えてみてください。

国際腰痛学会では痛みの原因を心理社会的因子としています。

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